暁山の歴史

千年の歴史と共に

京都で陶磁器が作られたのは、
八世紀にさかのぼり
千年の都の歴史と共に陶器の歴史があると言えるでしょう。

政治・経済・文化の中心地であったため
茶道具や公家大名家に納める
高級品の需要も高く
デザイン性や技術が発展し
華麗な色絵の野々村仁青、
独創的な尾形乾山、
多才な青木木米など
名高い名工が生まれ
京焼の隆盛を極めました。

京焼の中でも清水焼は、
慶長年間(1600年頃)茶碗屋久兵衛が
今の東山五条坂あたりで彩色した陶器を創ったのが始まりと言われています。
その後この地域で数多くの陶人が集まり
一大産地へと発展していったのです。

暁山の古い作品 盛り絵の技法

暁山 抹茶碗